今の私からは想像がつかないと言われるかもしれませんが、私は人見知りをするタイプで、担任の先生ともお話しできない小学生でした。
転機は小学校3年生の時でした。そのクラスで仲良しだった友達が、私をグイグイひっぱってくれたのです。そのおかげで先生や男子と話せるようになりました。
担任の先生は、島田実惠子先生。現在の高崎市倉渕町で、くらぶち英語村をひらき、学習指導をなさっています。スポーツ万能で、スケートやゴルフ、さらに太鼓やオカリナ等もなさっているパワフルウーマンです。
さて、何を伝えたいかと言いますと、その島田先生がお花を見に来てくださったのです。度々あるいけばな展のご案内をインスタに載せるのですが、それを見て先生が連絡をくださり、30年ぶりにお会いすることができました。私の結婚式でスピーチしてくださって以来です。
いけばなは、自分自身を表現することができます。心がうつしだされます。悲しい時は、暗い作品。楽しい時は、明るい作品。気持ちが花にあらわれます。正直に向き合うことができるのが、いけばなです。花を見ると元気がもらえます。
いけばな展で他の流派の先生方とも仲良くなれますし、友達を招待する等の交流もできます。会うきっかけになります。
花と人を結ぶ。
いけばなは、その大事な役目をになっているのです。