2025.08.05

心に残る作品をつくること


左の写真は昔はよく使った晒し箒草。
右の写真は上が錦木の枯れもの、下がつるの枯れものです。キウイのツルだと思います。

日本古流の大先輩が大切に使っていた枯れもの花材をいただきました。
先生が若かりし頃、私の母と役員をやっていて、とても楽しかった、勉強になった、旅行に行ったなどと教えていただき、その時に大事に使っていたものを私が成長したな、と感じた時にさしあげようと思っていた、とおっしゃられました。

母と時代を共に過ごした先生からのいただきものは貴重なもので、これを使って心に残る作品を作っていくのが私の務めであると感じています。

先日、その大先輩から譲り受けた花材を用いて、議事堂へお花を生けてきました。
水盤の中はクリスタルの石、白の石、貝殻🐚などを入れています。アクリル板を買ってきて、下に白と水色の紙を敷いています。花材はソテツ、オンシジューム、アルストロメリアです。心に残る作品をこれからも作っていこうと思います。

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